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野村不動産 「郡山」駅前の再開発に参画

2020.08.31 15:15

 野村不動産(東京都新宿区)は24日、「郡山駅前一丁目第二地区市街地再開発事業」に協力者として参画すると発表した。JR東北新幹線・東北本線「郡山」駅前の市街地再開発事業事業の検討を進めている公益財団法人湯浅報恩会(福島県郡山市)他1名と野村不動産が協定書を締結し、事業化を目指す。
 今回の開発事業は2010年に竣工した第一地区に続く第二地区の開発。両地区の開発はもともと二地区一体型再開発事業として事業認可されていたもので、第一地区に移転後した病院跡地に集合住宅と医療施設(健診センター)からなる複合施設を建設する計画として2006年に都市計画決定、2008年に事業計画認可に至ったが、リーマンショックの影響を受け、2010年に一時事業休止となっていた。野村不動産では、地権者、福島県、郡山市、および関係機関とともに、早期の完成を目指し事業化の検討をすすめる。
 また開発地区は、郡山市の定める「都市マスタープラン」において、特色ある都市環境の形成を図る地区として位置付けられている。野村不動産ではこうした位置付けを踏まえ、駅前活性化を目的とした都市機能の再構築、更なる魅力を発信し続ける都心ゾーンを形成するために、2018年より事業再開に向けた協議を行ってきた。今後は都市計画変更決定を経て、早期の事業計画変更認可を支援する方針。施行者や行政と施設規模等について協議し、立地特性にふさわしい高度利用及び都市機能の充実を図るとしている。

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