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コスモスイニシア 「SOLA CUBE 横濱関内」完成 駐車場上空活用ソリューション第1弾

2020.08.03 15:53

 大和ハウスグループのコスモスイニシア(東京都港区)が手掛ける駐車場上空活用ソリューション「SOLA CUBE(ソラキューブ)」第1弾となる「SOLA CUBE横濱関内」が完成した。
 同社では投資用・賃貸用不動産のバリューアップや新規開発などを手掛けるソリューション事業が近年大きく成長してきた。今回の「SOLA CUBE」ではコインパーキングなどで土地活用を行っているオーナーに対して、駐車場の上空に建物を建築することで賃料収入の向上を提案する。
 「SOLA CUBE」のコンセプトは「空にひろがる。街をいろどる。」。「5億円以上の大きい金額の借入は難しい」、「現状の土地活用より賃料収入を増やしたい」、「現状のコインパーキングの稼働がいいので残したい」などのニーズに応え、コインパーキングでは難しかった賑わいの創出も行っていく。1都3県、敷地面積50坪以上、最寄り駅から徒歩7分以内の条件で取り組む。条件次第でテナント部分にはコスモスイニシア運営のレンタルオフィス「MID POINT」が入居することで、10年間の賃料保証型の安定収入を提供する。 今回完成した「横濱関内」は地上4階建てで、横浜市営地下鉄ブルーライン「関内」駅徒歩1分、JR京浜東北線「関内」駅徒歩3分となっている。延床面積は953㎡、敷地面積319㎡。2階を重飲食可能な店舗、3、4階をコスモスイニシアが展開するレンタルオフィス「MID POINT横濱関内」とした。
 同社R&D部門新規事業推進一課課長の清水裕久氏は「重量鉄骨造のため、短期間での建設が可能で初期投資も抑えられることがメリットです」と話す。「横濱関内」では着工から約6カ月で竣工。表面利回りは約15%となっている。コロナ禍の影響が懸念されるが、「6月中で9件のお問い合わせをいただいています」とのことで、滑り出しは好調のようだ。
 大和ハウスグループの総合力も生かしていく。建物管理は大和ライフネクスト、駐車場部分の運営管理は大和ハウスパーキング、テナント部分の賃貸運営・管理はコスモスイニシアが担当する。工事に関しても設計施工をコスモスモアが担当し、工事金額を抑えつつ土地の価値を最大化する提案を行う。この総合力は「SOLA CUBE」のポイントとなりそうだ。
 同社では今後、年間で4~5棟ほど手掛けていく方針。


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