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fabbitが宗像市・宗像市商工会と連携 レンタルオフィス兼コワーキングをオープン

2020.07.20 14:59

 スタートアップ企業支援とコワーキングスペース運営を展開するfabbit(東京都千代田区)は、福岡県宗像市および宗像市商工会との「創業支援事業に関する連携協定」に基づき、7月14日にレンタルオフィス兼コワーキングスペース「fabbit宗像」を本格稼働させた。今後、宗像市、宗像市商工会、fabbitが協力して同市のスタートアップ企業を支援し、宗像発の地方創生を実現することを目指す。
 fabbitは政府の提唱する「日本再興戦略2016」現「未来投資戦略2018」の趣旨に賛同し、スタートアップ企業や中小企業の第二創業の支援およびコワーキング・レンタルオフィス施設fabbitの運営を行っている。現在国内23カ所、国外23カ所の拠点を有し、会員数は1万名以上にのぼる。
 今回本格稼働させた「fabbit宗像」には、宗像市の創業経験者を中心とした「地元サポーター(民間相談員)」12名が在籍。創業希望者などの相談に速やかに対応できる体制を整えている。相談内容に応じて市や商工会などの公的機関とのパイプ役としても機能する。
 また、「赤間」駅南口直結という好アクセスから、市内外の創業希望者および創業者が情報収集や交流、各種相談などを行える拠点としても期待されている。宗像市や商工会が持つネットワークを「fabbit宗像」に集積することでビジネス交流やマッチングを促進し、新産業や新事業の創出につなげたい考えだ。
 ワークスペースの提供だけではなく、オープンスペースで異文化・異業種が交流できる特性を活かし、スタートアップ企業の成長を支援するためのさまざまなプログラムも提供。宗像市や商工会との連携により、起業家を強力にバックアップしていく。

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