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アジア最大・延床38万㎡超「ESR尼崎DC」竣工

2020.07.13 17:00

 ESR(東京都港区)は6月30日、兵庫県尼崎市末広町に建物単体としてはアジア太平洋地域最大となるマルチテナント型物流施設「ESR尼崎ディストリビューションセンター」を竣工させた。
 同センターは敷地面積19万4428㎡、延床面積38万8570㎡、ダブルランプウェイを持つ6階建てのマルチテナント型物流施設で、最大40テナントの入居が可能。すでに契約済と契約内定を合わせて約70%の入居を見込んでいる。
 開発地は阪神高速「尼崎末広IC」から約700m、大阪南港まで13km、神戸港まで20km、大阪国際空港へ24kmと、陸海空の結節点とも呼べる場所。関西圏の消費地へのエリア配送はもちろん日本全国への広域配送が可能な立地だ。
 倉庫部分はワンフロア約6万㎡。各フロアの中央に車路を設け、全ての階にランプウェイで直接アクセスできる。また、外部から入室できる事務所を各階に8カ所ずつ配置した。安定した電力供給にも配慮し、ロボットを導入した自動倉庫や冷凍冷蔵倉庫にも対応している。

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