週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

ファボック 原状回復業向け業務管理システム「原状回復クラウド」販売開始

2020.05.18 17:23

 ファボック(東京都中野区)は、原状回復業向けの業務管理システム「原状回復クラウド」の販売を6月1日より開始する。
 「原状回復クラウド」は、依頼主管理、現場管理、受注管理、賃借人管理、訪問・施工の管理、見積書、請求書の作成、職人・スタッフ、協力会社の管理、スケジュールの管理など、原状回復業に必要な情報を一元管理し、効率的運営につなげられるシステムだ。
 依頼主情報の管理では、会社名、住所などの基本情報、オーナー、管理会社などの属性の管理が可能。現場情報の管理では、現場名、住所、空室・入居のステータス、種別(アパート、マンション、戸建、飲食、オフィス)や構造、向き、間取、建物管理会社等の管理ができる。
 また賃借人情報の管理では、住所、電話番号などの基本情報、物件の用途、退去予定日、退去日、退去立会日、鍵受領日、解約精算合意日、解約精算日、解約精算書取得、解約日、解約通知日、滞納履歴、実際の入居者、賃貸管理会社、賃貸保証会社、賃貸人、賃貸人代理、建物管理会社の管理が可能。さらに自社の職人・スタッフ以外にも施工を委託する協力会社の管理が可能で、各協力会社ごとの対応エリア、対応可能な施工内容、スケジュールを確認しながら委託することもできる。
 こうした管理機能のほかにも、施工の手配状況をステータスごとに件数表示したり、ワンクリックで請求・入金・滞納管理も可能。請求書作成機能と入金一括処理機能により経理業務の時間を大幅にカットするとともに、現金支払、銀行振込、クレジットカードなどのさまざまな入金方法にも対応している。職人やスタッフ・協力会社は、各自のスマホから現場情報、賃借人情報、詳細施工内容の確認が可能なため、現場から業務報告もできるようになる。
 同社はこうした充実した機能をアピールし、原状回復業における業務の効率化に貢献したい考えだ。

PAGE TOPへ