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東急不動産 「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」権利変換認可を受け本格始動

2020.01.20 14:34

 東急不動産(東京都渋谷区)と神六再開発(東京都渋谷区)が共に事業を進めている「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」は、1月9日付で東京都知事より権利変換計画の認可を受けたた。
 同事業の用地は、表参道と明治通りが交差する神宮前交差点の南西角に位置する。現在「オリンピアアネックス」などが立つ約0・3haを一体的に整備する再開発事業で、東急不動産は権利者及び特定事業参加者として参画している。昨年2月に事業計画認可を受け、地権者並びに関係各所の協力のもと、今回権利変換計画の認可を受けた。
 計画地周辺は、商業地としての高いポテンシャルを有する一方、建築物の老朽化、明治通り拡幅による狭小な土地、歩行者と自動車が交錯する変形五叉路などの課題を抱えていた。同事業では、街区を再編・統合し、土地の有効・高度利用を図り、立地特性に相応しい商業拠点等を整備し、にぎわいを形成するとともに、変形五叉路の解消など安全な歩行者空間の確保を図る。
 東急不動産は、計画地である表参道原宿エリアにおいて、2012年4月に「東急プラザ表参道原宿」、2015年3月に「キュープラザ原宿」をそれぞれ開業させるなどエリア特性を生かした商業施設を開発・運営している。同事業を推進することで街の回遊性を高め、表参道原宿エリアの更なる魅力向上に寄与するとしている。

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