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ビーロットが宿泊施設開発を強化 渋谷エリアのホステル「WISE OWL HOSTELS SHIBUYA」取得

2019.11.18 16:28

 ビーロット(東京都港区)は、主力事業である不動産投資開発事業として、東京都目黒区青葉台のホステル「WISE OWL HOSTELS SHIBUYA」(地上7階建・ベッド数98)を取得した。 
 同物件は東急田園都市線「池尻大橋」駅、または京王井の頭線「神泉」駅より徒歩8分、人気観光地である「渋谷」からも徒歩16分ほどのエリアにある。ホステル近隣には桜並木の名所として名高い目黒川があり、川沿いをそのまま進めば中目黒エリアにアクセスできることから、代官山や恵比寿でのショッピングや観光にも適している。 
 ホステルのコンセプトを象徴するのは、OWL(フクロウ)。「Wise as an Owl」と表現されるように「ふくろうの如く賢く東京を遊び尽くそう」という新しいスタイルをコンセプトに掲げ、宿泊施設の企画・運営を行うワイズアウル(東京都渋谷区)が運営を行っている。
 客室は、2名~4名までの2段ベッドルームやダブルベッドルーム、女性専用ドミトリー、男女共用ドミトリーなどの豊富な部屋タイプを用意。観光やビジネスなどの様々な用途で利用できる。また、フロントの1階カフェスペースでは、世界各国から来るゲスト達と交流ができるミートアップ等、様々なイベントも開催しており、エンターテイメント性を重視することで近隣ホテルとの差別化を図り、高稼働を維持している。
 ビーロットグループでは訪日観光客の増加による宿泊需要をビジネスチャンスととらえ、宿泊施設の開発プロジェクトを強化してきた。日本を代表する観光エリアでる渋谷周辺にある同ホステルは、不動産投資商品としても希少性が高いと判断し取得に至った。 ビーロットは、今後もこれまで培ってきたノウハウを強みに、多様化するニーズを見極めながらビジネス創出を強化し、より魅力的な商品ラインナップの拡充と質の向上に努めたいとしている。

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