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リアルゲイト 「KASUMICHO TERRACE」2020年6月誕生

2019.11.11 12:14

西麻布交差点にリノベーションビル 入居者による自由度の高い空間づくりが可能
 六本木通りと外苑西通りが交差する西麻布交差点。この希少なロケーションに建つ地上9階地下2階のビルをリノベーションした「KASUMICHO TERRACE」が、2020年6月に誕生する。手掛けるのは、都内で約50棟のクリエイティブオフィスをオープンさせてきたリアルゲイト(東京都渋谷区)だ。同社らしく意匠性にこだわり、「大人のインテリジェンスデザイン」をコンセプトにリノベーションを実施する。加えて、入居テナントが「自由度の高い内装で個性的なオフィス空間を実現できる」という特色を打ち出した。
 11月末日でホテル営業を終了する同ビル。自由度の高い内装を希望するテナントが、オフィスやサービス店舗として早期に入居できるよう、同社は2020年1月よりビル全体のリブランディング、リノベーションを行う。2020年3月よりテナント引渡・入居工事を予定。4月末日まではフリーレントのため、入居テナントにとって移転前の家賃との二重家賃の心配も少ない。その分、余裕を持って好みの内装を検討し、工事期間を設けることができるだろう。
 自由度の高い内装を実現し、かつコストも抑えられるよう、同物件では専有部における工夫やサービスがなされる予定だ。
 その第1は、天井スケルトンに空調設備やライティングレール、コンセント電源等、必要なインフラ設備を設置したシンプルな空間で引き渡しすること。一般的なオフィスで発生する無駄な初期解体工事や、退去時の原状回復工事を最小限に抑えることができる。
 第2は、水廻り設備の設置が可能な給排水設備を複数備えていること。キッチンやシャワーなどを設けながら、自由で制約の少ない空間デザインが可能となる。
 第3は、先行募集やフリーレント期間が設けられ、余裕をもって各種検討ができること。設備の設置位置変更、床仕上げ等を入居者の希望に合わせて選択できる。
 第4は、思い通りの空間を実現するためのコーディネーションサポートサービスが用意されていること。プロに相談しながら、新しい空間を充実させることが可能となる。
 同社では公式サイトにおいて、先行して2フロア(1フロア357・2㎡)の募集を開始した。

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