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コスモスイニシアのビル再生事業「MID POINT大塚」12月中旬オープン

2019.10.28 14:08

 大和ハウスグループのコスモスイニシア(東京都港区)は、市場に事例が少ない「職住近接」を実現する住宅立地型のレンタルオフィス「MID POINT」の第2弾として、「MID POINT大塚」を12月半ばに開業する。
 近年ではシェアオフィス、コワーキングスペース、レンタルオフィスなどが増加しているが、その多くは都心部の主要駅近辺に供給され、住宅立地でかつ1名から入居可能な施設はあまり多くはない。そのため、同社では「住居と職場の中間点」、「企業の成長過程における新たなステージへの通過点」となるレンタルオフィス「MID POINT」を開発。その第1弾として「MID POINT目黒不動前」を2018年11月にオープンし、デザインや商品性、コミュニティ形成に共感を得て、全区画における入居を達成している。
 第2弾となる「MID POINT大塚」は、築27年・8階建てのオフィスビルを同社が購入し、エントランス・専有部・共用部をフルリノベーションした「リードシー大塚ビル」の5~8階部分をレンタルオフィスとして改装したもの。5~7階は居心地がよく業務に集中できる1~5名用の半個室、完全個室のワークスペースを用意。また8階には、入居者が気軽に利用できる共用のラウンジを設け、コミュニティ空間・リラックス空間として利用できるようにした。入居者同士をつなぎ、コミュニティ形成を支援するコミュニティマネージャーが常駐し、気軽に利用できるキッチン&バーカウンター、食器および調理器具を常備する点も特長だろう。「MID POINT目黒不動前」でのニーズ検証を踏まえ、コワーキングスペースの運営も開始する。
 JR山手線「大塚」駅より徒歩5分、東京メトロ丸ノ内線「新大塚」駅より徒歩6分。総区画数72区画の新たなレンタルオフィスの開業が待たれる。

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