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シェアサロン「Qnoir」オープン　理美容、ネイル、エステ…ヨガや語学教室にも利用可能

2019.10.07 14:40

　Ｑｎｏｉｒ（東京都港区）は１０月１日、美容師、ネイリスト、ヨガインストラクターから語学教師まで、様々な業種が利用できる複合型シェアサロン「Ｑｎｏｉｒ（クノア）」１号店を、東京都港区北青山にオープンした。同時にサロンと連携したｉＯＳ／Ａｎｄｒｏｉｄ対応アプリ「Ｑｎｏｉｒ」もリリースした。
　シェアオフィスやサテライトオフィスが普及し様々な業界で働き方改革が進むなか、労働集約型の美容業界では未だに長時間労働が多い。一方、理容師・美容師免を有しながら離職中の「休眠美容師」は、数十万人にも達すると言われている。美容業界には、サロンの一部を借りて働く「面貸し」という仕組みもあるが、オーナーとの歩合率交渉や継続的な集客の難しさに課題がある。また独立・開業は資金が高額で実現しないケースも多く、３年以内の廃業率も高いと言われる。
　Ｑｎｏｉｒは開業資金や毎月の固定費（賃料等）が実質的に不要で、誰でも簡単に独立開業できる。理美容関係のほか、フィットネスやバレエ、英会話など、様々な業態にも対応。サロンと付帯設備を共有し、初期登録料無料で必要なときだけ利用できる。
　また集客のための広告出稿などのマーケティングはＱｎｏｉｒが代行。サービスメニューや価格設定も利用者自身が自由に決定でき、２４時間３６５日いつでも変更が可能。専用アプリＱｎｏｉｒでは、予約管理から決済までスマホで完結でき、初めての開業もカウンセリングやセミナー等でサポートする。
　顧客に対しては、面接で選ばれたプロだけが登録する安心感や、有名なプロも在籍する期待感を発信。さらにサロン店舗の中間マージンを省くことにより、通常よりもリーズナブルな料金設定とすることも可能。割安感も訴求できる。