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「南町田グランベリーパーク」11月オープン

2019.05.20 11:41

グランベリーモール跡地開発 駅・公園・商業施設が一体となった新しいまち
 町田市、東京急行電鉄(東京都渋谷区)、ソニー・クリエイティブプロダクツ(東京都港区)の3者は、官民連携で開発を進める「南町田グランベリーパーク」について、今年11月に新しい駅、商業施設、公園などが「まちびらき」を迎えるとともに、続く12月に「スヌーピーミュージアム」を開館することを決定した。また新しいまちのロゴマークも発表された。
 同計画は、田園都市線「南町田」駅の南側に広がる鶴間公園と旧グランベリーモール跡地を中心とする約22haのエリアについて、官民が連携して郊外住宅地に魅力あふれる「新しい暮らしの拠点」を創り出す、まちづくりプロジェクト。約230店舗が出店する商業施設の開発、新しいまちの玄関口となる駅や、緑豊かな憩いの場の都市公園のリニューアルに加え、商業施設と公園の中間に位置する「パークライフ・サイト」には、スヌーピーミュージアムが開館する。  11月のまちびらきに合わせて、商業施設の全店舗と公園、およびパークライフ・サイトの「まちライブラリー」、カフェ、子どもクラブが開業。スヌーピーミュージアムはまちびらきから約一月後の12月に開館する。
 まちのロゴマークは、大空に向かって伸びやかに育つ大きな樹がモチーフ。駅と商業施設、公園がシームレスに繋がり、まち全体がまるでひとつの「パーク(公園)」のような、自然と賑わいが融合した新たなまちの魅力を表現している。ロゴマークを彩る4色には、自然の豊かさを表す「フォレストグリーン」、ゆとりや憩いを表す「ナチュラルグリーン」、人々の笑顔や温もりを表す「ヒューマンイエロー」、発見と驚きを表す「サプライズピンク」の意味が込められている。また、7つのダイヤは商業施設内の7つの広場を象徴している。
 開発では、鉄道駅に直結して都市公園と商業施設が隣り合う南町田ならではの環境を最大限に活かし、多世代がいきいきと過ごす、持続可能な生活空間を目指すとしている。

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