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JARECO国際不動産カレッジ「第11期第1回不動産英語塾」開催

2019.05.07 14:39

第一部で米国AREAAカンファレンス参加報告
冒頭にはラグビーW杯2019アンバサダー・廣瀬氏も登場
 JARECO国際不動産カレッジは4月25日に「第11期第1回不動産英語塾:インバウンド不動産英語&世界に通じる英語講座(1)」を開催した。
 第一部では宇木さとみ氏より米国AREAA不動産カンファレンス参加報告が行われた。カンファレンス「AREAA Global& Luxury Summit」は米国・ビバリーヒルズで4月13日~15日の日程で開催。アジアの不動産関係者をはじめとして、欧米などからも代表が参加。各国の経済情勢や不動産市況についての報告、不動産テックを活用したミレニアル世代の働き方についての紹介などが行われた。
 この場で日本代表も報告を行い、日本不動産のPRの場ともなった。宇木氏は「世界的な会合で使用される言語は英語。英語でコミュニケーションがとれることによって、世界の不動産市況がより理解できるようになるともに、参加者との交流が深められることで日本だけでなく世界で仕事ができるようになると感じました」と話した。
 それに続いて、弊紙既報のスリーステージ(東京都港区)の不動産翻訳&業務効率化ツール「不動産翻訳」が24日に正式リリースとなったことが報告。「インターネット上の翻訳機能を利用することも多いですがそれでは相手に伝わらないことも多くあります」と指摘。たとえば一般的な翻訳サイトで「坪」を翻訳すると「tsubo」とローマ字で変換されてしまう。精度があがったといえ、業務で利用するには心もとない。
 「『不動産翻訳』では豊富な不動産業界用語をAIに学習させています。今後も随時アップデートを図っていく予定で、外国人との取引がよりスムーズになるよう貢献していきたい」(宇木氏)
 このセミナーには元ラグビー日本代表で現在はラグビーW杯のアンバサダーを務める廣瀬俊朗氏も参加。冒頭にはラグビーの紹介を流暢な英語で行った。
 第二部では東海林舞氏による初講義「インバウンド不動産英語&世界に通じる英語講座」がスタート。日頃業務で苦労する不動産関連の英語の発音やイントネーションなどを中心にしたロールプレイングによるトレーニングが行われた。

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