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三井のリパーク設置の自販機約1800台 収益の一部を日赤に寄付

2019.04.01 17:42

赤十字災害支援寄付つき自動販売機に
 三井不動産リアルティ(東京都千代田区)は、日本赤十字社(東京都港区)及びコカ・コーラ ボトラーズジャパン(東京都港区)と、先月26日に「赤十字災害支援寄付つき自動販売機(以下、支援自販機)」の設置に関する協定を締結した。
 協定では、コカ・コーラボトラー各社が「三井のリパーク」駐車場に設置した支援自動販売機から三井不動産リアルティが得た収益の一部を日赤に寄付する。今月1日から順次、全国の「三井のリパーク」駐車場の敷地内に設置している約1800台のコカ・コーラボトラー各社の自動販売機を、支援自販機として運営する。日赤が特定の企業・団体と協働した支援自販機の設置台数としては過去最大規模。
 寄付金は、平時には日赤の医療チームの訓練や、地域コミュニティにおける「自助」と「共助」の力を高めることを目的とした防災セミナー運営のための資金に充てられる。また、大規模災害発生時には義援金として、その全額が日赤から配分委員会を通じて被災者へ届けられる。
 日赤は、地震や台風などの災害発生時に被災者の生命と健康を守るため約130年前から救護活動を続け、近年は防災・減災、復興の活動にも力を注いでいる。三井不動産リアルティは日赤の活動に賛同し、同協定締結にいたった。

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