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「LOGIFRONT越谷1」満室で竣工 シリーズ首都圏第1号物件

2019.03.04 17:12

 新日鉄興和不動産(東京都港区)の物流施設「LOGIFRONT」シリーズ首都圏第1弾となる「LOGIFRONT越谷1.」が今月1日、埼玉県越谷市で竣工した。立地の優位性や施設計画が評価され、竣工時より満床稼働でスタートする。
 同物件は首都圏全域へのアクセスが良好な埼玉県南部に位置する敷地面積2万7021㎡、延床面積6万6510㎡、鉄骨造4階建ての大規模マルチテナント型物流施設。
 周辺には住宅エリアが広がっており、近年の物流施設における喫緊の課題とされている雇用の確保に対しても有利な立地条件を備えている。またドライバー休憩室の設置、従業員専用の駐車場を75台と駐輪場を約202台分確保、喫煙室設置による分煙環境の整備など従業員が働きやすい職場環境を整備している。
 施設面においては、地震対策としてアンボンドブレースを採用した制振構造(一部耐震構造)とし、環境対策として全館にLED照明を採用。屋上緑化や駐車場緑化等敷地全体に緑地を配置する外構計画も行っている。テナントニーズへの対応として冷凍・冷蔵設備や空調設備の対応、事務所増設対応等を行うことでマルチテナント型物流施設としての汎用性を保ちつつ、各テナントに合わせたカスタマイズも可能としている。
 なお新日鉄興和不動産は同施設の東側敷地で「LOGIFRONT越谷2.」を1月31日に着工しており、「LOGIFRONT」シリーズのさらなる拡大を図りつつある。

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