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日本初のフィットネスシェアリングスペース 利用者増に伴い2店舗目オープン

2019.03.04 17:23

 パーソナルトレーニングジム運営やパーソナルトレーナー育成を行う、Sharez(東京都渋谷区)は昨年12月より、日本初となるフィットネスシェアリングスペースの運営をスタート。フリーランスのパーソナルトレーナー、インストラクターが自身の顧客をトレーニングする場として活用している。先月までの3カ月で順調に利用が増え、今月2カ所目のスペースがオープンする。
 従来は場所代の費用負担や、予約の取りにくさが課題となっていたが、同社のシェアリングスペースサービスはそれらを解決し、またそれ以外の用途でも時間毎に用途を変えて利用され人気となっている。
 同社はフィットネスの業界における個人間マッチングが増えていくと予測しており、このマッチングを推進する方針。フィットネスサービス提供者個人が働きやすい環境を作るためのサービスとして、「フィットネス用途をメインとしたシェアリングスペース」の運営を開始した。
 特徴はサービス提供を前提に物件の選定、施設運営をする点である。また、時間ごとに利用用途が変えられるよう、様々なアイテムを用意している点やコストパフォーマンスが良い点も挙げられる。
 同社では多くのシェアリングスペースを利用してきた経験やその際の利用者の意見から、サービス提供にはどんなスペースがふさわしいのかを検討。また、時間あたりの料金も周辺の別のスペースの利用者に選ばれるコストパフォーマンスの良い料金設定にしている。
 今後はフィットネスの個人間マッチングを増加させ、最適化されたサービスの提供場所を増やし、それらをコストパフォーマンスの良く提供する考えである。

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