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野村不動産がシンガポールの仲介会社と資本提携

2019.01.21 13:50

東南アジアからのインバウンド不動産投資ニーズに積極対応
 野村不動産(東京都新宿区)は、シンガポールの不動産仲介会社であるTokio Property Services(シンガポール、以下Tokio社)と、1月17日付で資本提携契約を締結した。野村不動産はTokio社の株式を50%取得し、持分法適用会社としてTokio社を共同経営する。
 シンガポールには、シンガポール国内にとどまらず東南アジア諸国から多くの投資会社が集積している。野村不動産の仲介・CRE部門ではこのシンガポールにおいて、日本へのインバウンド不動産投資ニーズを取り込むべく、2015年にTokio社との業務提携契約を結んでいた。以降、多くの実績を積んできたが、今後より一層活発化が予想される東南アジアからの不動産投資ニーズに対応するとともに、日本国内投資家の東南アジア各国へのアウトバウンド不動産投資ニーズへの対応、さらに日本企業の海外進出時の各種情報発信機能を強化すべく、今回の資本提携に至った。
 野村不動産では今後、Tokio社と香港現地法人のNOMURA REAL ESTATE HONG KONGを拠点に、アジア圏での仲介・CREビジネスの充実・拡大を目指すとともに、タイ、ベトナム、中国、フィリピンなどアジアを中心に不動産開発事業を展開する自社の住宅部門や賃貸部門等の開発部門とも連携し、様々な事業機会の獲得にも取り組むとしている。

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