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三井不動産 ロンドンで日系最大級の開発「テレビジョンセンター」第1期竣工

2018.11.26 18:16

BBCスタジオの特長色濃く残す
 三井不動産(東京都中央区)の英国法人「Mitsui Fudosan UK」は16日、2015年11月より開発を進めてきた、ロンドンの「テレビジョンセンター再開発計画(第1期)」が竣工したと発表した。
 再開発計画地はロンドン市ウエストエンドから西に約6kmに位置する。周辺は、インペリアルカレッジの新キャンパスや大型ショッピングセンター「ウエストフィールド」の開発なども進む、ロンドンを代表する再開発エリアのひとつ。
 三井不動産グループは、2012年7月に英国公共放送局(BBC)に開発計画地の土地と建物を取得し、開発を推進してきた。2015年6月には今回の計画の近接地でBBCから取得した土地で「ホワイトシティプレイス再開発計画」を始動。今回の計画と合わせた敷地面積12万4000㎡と計画総延床面積39万6000㎡は、ロンドンにおける日系企業の都市開発としては最大規模になる。
 開発においては、BBCのスタジオ、オフィスなどとして利用されてきた建物を住宅、オフィス、ホテル、レストラン、シネマなどから構成されるミクストユース型の複合施設へと再生。特徴的で多くの人々に記憶されているBBCの建物は、全体形状や一部のディテールを残しつつ新築建物のデザインに取り入れ、BBC放送局というイギリスの遺産に新たな魅力・価値を創出している。

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