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日本アジア投資 香川東部のため池でメガソーラー 年間301万kWhの発電見込む

2018.08.27 16:23

日本アジア投資(東京都千代田区)は、地元パートナーと共同で香川県さぬき市東王田池において開発していた、ため池の上にパネルを浮かべる水上メガソーラー発電所の売電を7月に開始。今月21日に起工式を開催した。同所は同社において4件目となる水上メガソーラー発電所。2017年に売電を開始した2カ所の水上発電所、及び4月に売電を開始した隣接する「中王田池ソーラー発電所」(2・4MW)に続く施設となる。
 水上メガソーラー発電所には、地上に建設する発電所に比べ、建設に適した用地が限られて来ている昨今において、「ため池」という周辺に遮蔽物が少なく日照条件の良好な場所に建設できることや、パネルの設置面を平坦にするための造成工事が不要なこと、ため池水面による冷却効果でパネルやケーブル類の過剰な温度上昇が抑制され、発電効率が良いとされることなどの利点がある。同発電所もこれらを享受し高い発電効率を見込んでいる。
 同社によると、売電先は四国電力(香川県高松市)で、年間予想発電電力量は、一般家庭680世帯分に当たる301万kWhを見込んでいる。

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