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三菱地所 福岡・百道浜に大型商業施設 11月オープン163店舗が出店

2018.08.27 16:22

三菱地所(東京都千代田区)は、福岡県福岡市中央区地行浜において開発中の商業施設「MARK IS 福岡ももち」を11月21日にグランドオープンする。同施設は新業態や県内初出店を含む全163店舗が集積する、「MARK IS」ブランドとして最大規模かつ天神エリア以西では福岡市内最大規模の商業施設として誕生する。施設の運営および管理は、福岡市中央区天神に所在する商業施設「イムズ」を運営する三菱地所リテールマネジメント(東京都港区)が行う。
 同施設は「モモチゴコチ~まいにちも、とっておきも。~」をコンセプトに、海辺にありながら都心にも近い「シーサイドももち」という立地を生かし、ファミリー層を中心として若年層からシニア層、近隣居住者から観光客まで幅広い層をターゲットとしている。店舗面積は約4万8000㎡で、全163店舗のうち新業態が9店舗、県内初出店が44店舗、商業施設初出店が19店舗となる予定となっている。建物外周部は、来館者が利用しやすい平面計画としており、街を歩くように自然に施設に入れるようエントランスを全ての外周部に設け、「まちとつながる」動線を計画。また、利便性の高い歩行者ネットワークを形成すべく、同施設の南東及び南西側の既存歩道橋と、施設2階レベルを接続することで、歩道橋から施設に入館できるようにするとともに、隣接の「福岡ヤフオク!ドーム」まで行き来できるペデストリアンデッキが整備される。建物内部は1階から4階まで続く開放的な吹抜空間には、施設のシンボルとなる幅約9m、長さ約20mにも及ぶ大階段を設置。これにより各フロアを立体的につなげ、空間に広がりを持たせるとしている。
 今回のプロジェクトでは三菱地所グループとして初の取り組みとなる、大型商業施設と集合住宅が一体となった複合開発であり、三菱地所レジデンス(東京都千代田区)などが隣地で新築分譲マンション「ザ・パークハウス 福岡タワーズ」を建設中である。

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