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東急不動産/鹿島建設 首都高速道路上空に歩行者デッキの取付工事が完了

2018.07.16 16:48

 東急不動産(東京都港区)と鹿島建設(東京都港区)は2社共同で開発する「(仮称)竹芝地区開発計画」を推進している。今般同プロジェクトの一環として「浜松町」駅から首都高速都心環状線の上空を跨いで、「竹芝」駅、竹芝ふ頭に至る、全長約500mのバリアフリー歩行者デッキを整備する上での要となる、首都高速都心環状線上空の歩行者デッキの夜間一括架設工事を鹿島建設の施行により7月7日深夜に実施した。
 工事は22時~翌5時までの7時間、首都高速道路を全面通行止めとし、550t吊オールテレーンクレーンを用いた一括架設工事として実施。あらかじめ地上で組み立てられた今回架設部分約22・3mの歩行者デッキがクレーンによって吊り上げられ、ゆっくりと旋回したのち首都高上空の所定位置へ架設されるまで、約40分間にわたるクレーン作業が無事完了した。
 今回工事で取り付けられた歩行者デッキは山手線や羽田空港へつながる「浜松町」駅偉と、東京の海の玄関口である竹芝エリアの両エリアをつなぐ、同プロジェクトの象徴ともいえる「架け橋」となる。架設した歩行者デッキの両端は今後、「浜松町」駅/「竹芝」駅・竹芝ふ頭までつながり、全長500mのバリアフリー歩行者デッキとして、2020年を目指し整備を進める。これにより両エリアの人の往来を活発化し、新たな賑わいを創出していく考えだ。

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