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三井不動産レジデンシャル リノベマンション事業に本格着手

2018.05.28 17:52

 三井不動産レジデンシャル(東京都中央区)は、リノベーションマンション事業「RESIDENTIAL MADE(レジデンシャルメイド)」の本格展開に着手しWEBサイトを開設した。現在、日本における中古マンションのストックは約630万戸(国土交通省調べ)に達し、新耐震基準を満たす良質なストックの増加とともに、2016年は首都圏において中古マンション成約件数が新築マンション供給戸数を初めて上回り、2017年も同様の状況が続くなど(東日本不動産流通機構調べ)住宅取得における価値観の多様化がうかがえる。このような市場環境を背景に、増加する中古マンションストックの活用を推進するとともに、変化する住宅取得ニーズに対応するべく、2018年4月にリノベーション事業室を新設し、リノベーションマンション事業「RESIDENTIAL MADE(レジデンシャルメイド)」を本格展開する。
 本事業は、首都圏を中心に中古マンションを買い取り、リノベーション後に分譲を行うもので、すでに、東京都渋谷区恵比寿、東京都江東区豊洲などで事業化に着手しており、積極的に中古マンションの買い取りを進め、リノベーションマンション事業の拡大を図っていく。新耐震基準適合や駅からの距離、専有面積などの買い取り条件を定め、より良質で安心のすまいを顧客に提供する。新築と中古それぞれの良さを併せ持ったリノベーションマンションを提供することで、多様化する住宅取得ニーズに応え、さらには循環型社会実現の一助となることを目指す。
 これまで新築分譲マンションの開発・販売で培ってきたノウハウをもとに、首都圏を中心とした良質な中古マンションの選定・買い取りから、お客様のニーズに合致した空間づくり、安心して暮らしていただくための品質チェックやアフターサービスまで、製販一体の同社だからこそ実現するリノベーションマンションという。

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