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akippa/アート 「シェアゲート」を発表

2018.05.14 17:58

ゲート式駐車場の事前予約スマホ決済が可能に
 駐車場予約アプリ「akippa」を運営するakippa(東京都千代田区)はアート(東京都品川区)と共同でIoTを活用したゲート式駐車場とコントロールシステム「シェアゲート」を開発したことを発表。9日に記者会見を開催した。
 「シェアゲート」は駐車場出入口のゲート機器に取り付ける端末。利用者はゲートを通過する際、「akippa」アプリからBluetoothで接続するか、テンキーでakippaから発行される暗証番号を入力するだけでゲートの開閉が可能となる。さらにゲート式駐車場において従来実現できなかった「事前予約」と「スマホ決済」を無人で実現できる。
 akippaではこれまで、個人宅の空き駐車場や月極駐車場、コインパーキングなど平置きの駐車場を中心にサービスを展開。ゲート式駐車場においては出入口にあるゲートの開閉がスムーズにできないため「akippa」のサービス展開が難しい状況だった。今回の「シェアゲート」を設置することで、オフィスビルや商業施設などのゲート式駐車場でも「akippa」の導入が可能となり、駐車場事業者は稼働率の低い時間帯の駐車場貸し出しなどに活用できるようになる。
 またBluetoothの機能を利用すれば車内からゲートを開閉してETCのようなスムーズなゲート通過も可能。ドライバーにとっても利便性向上につながりそうだ。
 5月9日のサービス開始時点で、大和ハウスパーキング、大和リース、いずみパーキングの3社で導入されている。Akippa社長の金谷元気氏は「2019年末までにシェアゲート設置を1000拠点まで増やしたい」としている。 

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