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イトーキ オフィスにおける5G利用環境実証実験開始

2018.04.02 16:14

 情報通信研究機構、シャープと共同で

 未来を創ると言われ、投資家からも注目を集める「5G」。その動きがイトーキの利用環境実証実験の実施を皮切りにオフィスにも波及しそうだ。特に「働き方改革」などが求められるなか、スマートオフィス実現の核として注目される。

 イトーキ(大阪市城東区)は3月26日、5G(次世代移動通信システム)による「大容量」「低遅延」「同時多数接続」が実現した時、「働き方」にどのようなことが起こるのか、また、オフィスはどのようなものになっているのかの観点で、情報通信研究機構(東京都小金井市)とシャープ株式会社(堺市堺区)との共同研究契約を締結してオフィスにおける5G利用環境の実証試験を実施した。実験で同社と情報通信研究機構、シャープはスマートオフィスの実現に向け、その一例となる試験環境を構築し、5Gの高速通信や多数接続のオフィスにおける有用性を確認した。
 同実験で使用した5Gの周波数を想定した基地局内蔵テーブルとIoT通信機能を持たせたオフィスチェアは東京・青海にある東京国際交流会館で3月27・28日に開催された「5G国際シンポジウム2018」で展示された。

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