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Rバンクが京急傘下に

2018.03.19 11:12

 京浜急行電鉄(東京都港区)は14日の取締役会において、Rバンク(東京都渋谷区)の株式の一部取得に関する契約を締結し、Rバンクを子会社化することが決定した。全2000株のうち1575株(78・75%)を取得する。
 京急は中期経営計画における事業戦略の重点テーマの一つとして「賃貸事業・マンション分譲事業の戦略的展開」を掲げており、販売のみならず、管理、リノベーションおよびリフォーム事業等の強化を挙げている。こうしたなかリノベーション事業やシェアハウス運営事業を展開するRバンクへの資本参加について検討を進めてきたが、今般株式を取得し子会社化することになった。
 Rバンクは女性の社会的進出などに合わせた女性向けシェアハウス「yokohama 花月園倶楽部」や、元女子寮を一棟丸ごとリノベーションした「東京シェア+」などのリノベーション事業を展開している。
 京急は「今回の株式取得により、人材交流などを通じて連携を加速し、当社グループにはないビジネスモデルを確立させるなど、相乗効果を最大限に発揮させていくとともに、京急グループとして、リノベーション事業および不動産に関するコンサルティング事業の強化による沿線活性化を実現してまいります」としている。

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