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オムロン 産業用太陽光発電システム向けパワコンを開発

2018.02.26 14:30

 オムロン(京都市下京区)は、産業用太陽光発電市場に向け実発電量最大化と小型軽量化による施工性向上を両立した太陽光発電システム用屋外単相パワーコンディショナ「KPVシリーズ」を、本年4月より発売する。
 近年、太陽光システムはより小さな面積で効率的に発電する高出力のパネル搭載が求められており、産業用の野立てにおいては両面タイプのパネルを用いるなど、従来に比べ同じスペースでより多くの発電を創出するニーズに注目が集まっている。今回発売する「KPVシリーズ」は、太陽光パネルからの入力電流値を最大12Aに拡大することで、高効率化が進む太陽光パネルに対応。また、電力発電効率は業界最高水準となる96%を実現している。加えて、入力電圧・電流の拡大を実現することで、需要が高まっている過積載にも対応している。パネルの搭載数を増やすことで過積載率を最大200%まで拡大することが可能で、より多くの発電量を確保することができ、売電価格の向上にも貢献する。

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