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三井不動産・ダイバーシティ東京プラザ

2018.02.26 14:52

サイバーダインの清掃ロボ購入
 三井不動産(東京都千代田区)が3月から、江東区青海のショッピングセンター「ダイバーシティ東京プラザ」に清掃ロボットを導入する。
 導入されるのはCYBERDYNE(サイバーダイン、茨城県つくば市)の「清掃ロボットCL02」。三井不動産では将来的な働き手減少への対応として、ICT活用による施設管理業務の省人化を推進しており、今回の導入もその一環。
 「CL02」は建物内の形状をスキャンし清掃経路を記憶することで、誘導線なしの自律走行が可能。3Dカメラを用いた障害物の検知や、ゴミの分布マップの作成などもでき、経路変更も現場のスタッフが簡単に行える。清掃員一人あたりの作業効率最大化につなげることが可能になることから、大型施設での活用が見込まれている。
 両社は2017年11月から、「ダイバーシティ東京プラザ」で実証実験を重ねてきた。従来の清掃ロボットでは技術的に対応が困難とされてきた、商業施設特有の吹き抜けの大空間や曲面がある複雑な形状を、サイバーダインのセンシングやAIによって解決し導入決定に至ったという。ほこりの集積度のデータ集積によって汚れやすい場所の特定も可能になり、従来の清掃ロボットを超える効率的な運用が見込まれる。三井不動産では今後、施設運営の現場において清掃ロボットの利用効率を高め、同社が運営する「ららぽーと」などへの導入を目指す。

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