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グローバルエージェンツ 渋谷にコワーキング付き宿泊施設

2018.01.22 11:02

ミレニアル世代がターゲット
 グローバルエージェンツ(東京都渋谷区)は、ライフスタイルホテル事業の5棟目として、ミレニアル世代(1980~90年代生まれの世代)向けに特化した宿泊施設「The Millennials(ザ・ミレニアルズ)」の2号店を3月15日、渋谷に開業すると発表した。

 「ザ・ミレニアルズ」は、2017年7月に京都河原町三条に1号店を開業。開業から半年弱ですでに世界中から述べ1万人が宿泊している。併設されるコワーキングスペース「andwork」では、今海外で注目のスタートアップ「Remote Year」と連携し、世界中を旅しながら働くリモートワーカーの日本滞在拠点としても活用が広がっている。
 施設は渋谷区神南の日本リテールファンド投資法人が保有する10階建のビルをリノベーション。5階~10階は全て宿泊階となり、自社独自開発の宿泊カプセル「スマートポッド」を120台配置する。4階にはフロント及びセルフキッチン付のラウンジを設け、ゲスト同士の交流が生まれる空間とする。また、3階はワンフロア全てコワーキングスペースとなり、通常時はコワーキングスペースとして宿泊ゲストや専用会員が利用できるスペースとして運用する他、イベントスペースとしても運用予定で、様々なワークショップやミートアップなどのイベント開催やホテルとしてのバンケット(宴会)利用も可能だ。
 客室となるスマートポッドは、天井高2・3m×床面積3㎡。空間内にはセミダブルサイズのリクライニングベッド、大型キャビネット、80インチスクリーン等が搭載された多機能型の宿泊ユニットとなっている。 
 同社は「テクノロジーの進化と共に、ミレニアル世代を中心に物事の価値観は大きく変わっています。今後ますます、暮らす・泊まる・遊ぶ・働くなどの垣根が低くなっていく時代において、ホテルにおいて『寝る』という行為はホテルが提供するごく一部の価値と考え、ホテルは『暮らすように泊まり、遊ぶように働き、働きながら旅をする』時代におけるライフスタイル拠点と捉えています。今後もThe Millennialsをはじめとしたライフスタイルホテル事業を通して未来のライフスタイルの形を発信してまいります」と今後の方針を語った。

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