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TOTO　今日省スペース向け多機能トイレ展開

2018.01.15 12:11

機能そのままにコンパクトにパック化
　ＴＯＴＯ（北九州市小倉北区）は２月１日、公共施設など不特定多数が利用する公衆用トイレ向けに、狭小空間でも多機能トイレ設置が設置できる「コンパクト多機能トイレパック」を発売する。
　同社によると、既存の建物や小規模施設で多機能トイレの利用者の集中が課題となっている。こうしたなか、器具をコンパクトにすることで多機能トイレの普及を目指して、コンパクト多機能トイレパックが開発された。
　同パックは従来の多機能トイレの機能・使い勝手はそのままに器具のサイズや配置を最適化。狭小なスペースにも多機能トイレの設置を可能にした。車いす・オストメイト対応セットでは、従来１９００×１８００ｍｍのスペースが必要だったのが１９００×１７００ｍｍに、同じく乳幼児連れ対応セットでは、２２００×２２００ｍｍが２０５０×２０００ｍｍにと省スペース化されている。
　また狭小スペースにオストメイト対応トイレを設置できる「コンパクトオストメイトパック」も同時発売。従来品の幅７５０ｍｍを５５０ｍｍにするなど、器具を小さくして設置しやすくした。また節水にも配慮し、洗浄水量を従来の８リットルから４・８リットルに削減した。
　同社では販売３年目の目標として、コンパクト多機能トイレパック月２００台、コンパクトオストメイトパック月４００台を挙げている。