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JR東日本ステーションリテイリング/サーチフィールド クラウドファンディングで地域活性化企画スタート

2017.12.25 10:23

 クリエイター支援事業を手がけるサーチフィールド(東京都品川区)は21日、JR東日本ステーションリテイリング(東京都港区)と連携し、地域活性化企画を開始すると発表した。多摩地域の企業や団体、職人などからプロジェクトを募り、目標金額を達成した物品などを「エキュート立川」内で販売する。プロジェクト募集は2018年1月初旬より、2月・3月でプロジェクトへの支援を募る。
 JR東日本ステーションリテイリングは地域に根付いた施設運営の一環として「マチとのコトづくり」を推進している。同社ではこれまで「駅を変える。」を経営理念の柱として、従来は別々の機能を持った「鉄道」と「商業施設」を一体化し、駅の環境計画から商業施設のMD(マーチャンダイジング、商品企画)、取引先選定、売場マネジメント、販売促進までを一気通貫するビジネスモデルを構築し、駅のポテンシャルを最大限に生かしたエキナカビジネスに挑戦してきた。今回のプロジェクトはその一環となる。
 今回、次世代を見据えた「マチとのコトづくり」を深度化することを目指し、クラウドファンディングを活用した地域活性化企画に新たに着手。地域を盛り上げるプロジェクトに特化したクラウドファンディング「FAAVO」を運営する、サーチフィールドとともに第1回プロジェクトを始動する。
 このプロジェクトを通して、新しいアイディアや企画を形にしたい地域事業者の掘り起こしと、来街者が地域の魅力を体感できる機会の提供に取り組む。

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