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三菱地所「大阪南船場ホテル計画」竣工

2017.12.18 17:25

「スマイルホテルプレミアム大阪本町」として開業
 三菱地所(東京都千代田区)が大阪市中央区ですすめていた「大阪南船場ホテル計画」が11月15日に竣工した。建物はホスピタリティオペレーションズ(東京都千代田区)が賃借し、今月15日に「スマイルホテルプレミアム大阪本町」として開業した。
 ホテルは外国人観光客の増加による宿泊ニーズが旺盛な大阪エリアの中心地である心斎橋エリアから徒歩圏内に位置し、観光・レジャーの拠点としての利便性に優れた立地にある。室内はシックで落ち着いた色合いの内装に、使い心地や機能性にこだわった備品とアメニティを取りそろえた。
 建物は敷地面積約1213㎡、延床面積約7600㎡、鉄骨造の地上13階地下1階建てで、客室は15・4㎡のスタンダードダブル、18・6㎡のスタンダードツイン、19・8㎡のコーナーツイン、27・8㎡のデラックスツインの4種類、全296室を用意。全室に無料Wi-Fiと有線LANを完備するほか、館内にはランドリーコーナー、飲料自動販売機、駐車場も設ける。
 三菱地所ではグループのロイヤルパークホテルズアンドリゾーツをはじめとする国内外の事業者と連携してホテル開発をすすめており、2018年2月には「(仮称)京都四条烏丸ホテル計画」、6月には「(仮称)大阪島之内ホテル計画」、秋には「(仮称)西浅草三丁目ホテル計画」が竣工を予定。新たな収益源として、今後もホテル開発事業の拡大をはかっていくとしいている。

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