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リビタ 「BEAKER 日本橋人形町」内覧会を開催

2017.12.11 17:34

シェアオフィスの運営は三井不動産
 今月6日、リビタ(東京都目黒区)は11月にリノベーションが完了した「BEAKER 日本橋人形町」のメディア向け内覧会を開催した。
 同物件はもともと住宅・寄宿舎として使用されていた物件を、シェア型賃貸住宅・事務所・店舗にコンバージョン・リノベーションしたもの。12室ある住居部分について既に4室が決定、入居者は30代のビジネスマンが主な属性となっている。
 事業主は三井不動産(東京都中央区)で、物件を構成するスモールオフィス部分については同社の「31VENTURES」による運営となる。リビタの担当者は「住宅部分と事務所部分の運営が分かれるのは当社の物件では初だが、相乗効果を出していければ」と意気込みを見せる。
 部屋に水回りはなく、キッチンは2階のシェアラウンジとなる。また元倉庫を活用してのシアタールームや、屋上スペースも開放されるなど、シェア型賃貸住宅を好む人の「ツボ」をおさえたつくりとなっている。 
 1階店舗にはイタリアンの「MERCATO MERCATO!!」が入居(賃料は非公表)。「住まう・働く・食す・集う」が交わった場として、どのような「化学反応」を見せるかが今後の注目点だ。

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