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西武 ベンチャー支援に参画 

2017.11.13 12:18

オープンイノベーションプログラムでビジネス創出
 デベロッパー・大手不動産会社がベンチャー企業を支援する取り組みが増えている。そうした中、西武ホールディングス(埼玉県所沢市)は7日、NTTコミュニケーションズ(東京都千代田区)、グロービス(東京都千代田区)、Creww(東京都目黒区)が開催するオープンイノベーションプログラム「Biz Lab Accelerator 2017」に参加すると発表。ベンチャー企業と共に新規ビジネスの創出を目指す。

 西武ホールディングスは同プログラムにおいて鉄道等の交通インフラ、ホテルやレジャー施設、商業や賃貸オフィス、ハワイのリゾート施設、プロ野球球団など西武グループの多様なアセットやリソースを提供し、ベンチャー企業のアイディア・サービス・技術を掛け合わせたオープンイノベーションによる新規ビジネス創出に挑戦する。対象はIoT、VR、AI、ロボット、ドローンなどの先端テクノロジーから、インバウンドプロモーションやツーリズム等の観光ビジネス関連など幅広い領域の事業・分野とし、国内外を問わずすべてのベンチャー企業がエントリー可能。 プログラムの大きな特長としてグロービスをはじめとした運営支援会社が持つ新規ビジネス創出の方法論・研修プログラムのノウハウを組み合わせ、ビジネス事業化までのプロセスについて継続的な支援が受けられる点にある。
 現在、西武ホールディングスでは将来にわたり持続的かつ力強い成長を果たしていくために、新たに長期的に目標とする水準「Challenge Target」を定め、その実現に向けて、既存事業領域を強化するとともに新たな事業分野の創出を行っている。今年4月には自由な発想で新規事業分野を創出するための専門部署「西武ラボ」を新設。今回の取り組みも同部署が推進している。
 エントリー期間は今月8日~22日。特設ウェブサイトにて受け付ける。コンセプトのブラッシュアップ、一次プレゼン等を経て、最終プレゼンテーションは来年3月23日に実施予定。

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