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パナソニックエコソリューションズ 防犯LED進化 省エネ・コスト削減に寄与

2017.11.06 17:29

 パナソニックエコソリューションズ(大阪府門真市)は、LED防犯灯4機種18製品を11月1日に発売した。明るさを確保しつつ消費電力やランニングコストを抑えたいというニーズに対応させた。
 同社独自の光学レンズ設計や高効率LEDの採用、電源の省電力設計により電気料金区分も低減。100型水銀灯に相当する40VAタイプの電気料金区分が従来品の20VAタイプと同等になり、FHP32型蛍光灯に相当する20VAタイプは従来品の10VAタイプと同等の電気料金区分になる。これにより、年間電気料金は約30%低減できるという。消費電力も、従来品のLED防犯灯と比較し約40%低減されている。
 また明るさを5500Kに調整した「明光色(アカルミナ)」をラインアップ。夜道が明るく見える「アカルミナ」は、薄明りのもとでは視覚心理効果によって短波長成分の光を明るく感じる現象を利用している。薄明りのもとで人間の目にもっとも明るく感じる波長に近い光を多く含み、建物の壁面や道路の白線が明るく見える。防犯灯と防犯灯の間の路面も明るく均一に見えるという。

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