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不動産テックの新メディア「SUMAVE」開始

2017.09.18 12:00

 昨今、不動産とテクノロジーが融合した「不動産テック」の普及が進むなか、リブセンスが先月23日に不動産テックのオールジャンルを扱うニュースメディアサイトを立ち上げた。国内外の最先端の事例・ニュースなどを紹介する予定である。

 リブセンス(東京都品川区)は、先月23日から不動産テック(不動産×テクノロジー)の最新事例やニュースを発信する新メディア「SUMAVE(スマーブ)」の提供を開始した。
 「SUMAVE」は、不動産テックのオールジャンルを扱うニュースメディアサイト。不動産テックに関連する最新情報をワンストップで提供し、ユーザーの効率的な情報収集を支援するサービスだ。また企業取材やオピニオンリーダーの情報発信などを通じ、国内外の最先端の事例・ニュースなども紹介する予定。会員登録不要かつ全記事無料で閲覧可能となっており、不動産テック情報を必要とする全てのユーザーに対しての情報提供と日本での不動産テックサービスの浸透、活性化を目指し取り組む。
 不動産ユニットのユニットリーダー芳賀一生氏は「『SUMAVE』は、不動産やITリテラシーの高い高感度層向けに不動産テックの最新情報を幅広く提供するニュースメディアサイトです。不動産テックのサービス領域は、インターネットを利用した顧客マッチング、AI(人工知能)を利用した物件価格の可視化、IoTを利用したスマートホーム、VRを利用した内覧システムなど多岐にわたっています。その様なテクノロジーを活用した最新事例やニュース、不動産テックに取り組む企業への取材、同分野に精通したオピニオンリーダーからの情報発信などを通じて、多角的で質の高い情報を提供していきます」と語る。
 また同社は、朝日インタラクティブ(東京都千代田区)が運営するCNET Japan(東京都千代田区)と協力して、今月26日に「東京コンファレンスセンター品川」にて「テクノロジが加速させる"新しい街・住まい"づくり~Real Estate Tech 2017~」を開催する。
 同イベントは昨年に開催した「テクノロジが創世する不動産業の新潮流 ~Real Estate Tech 2016 Summer~」の第2弾。前回はITやAIなどのテクノロジーを活用して不動産業界がどのように変革していくかに焦点を当てたが、今回は不動産業界にとどまらず様々なテクノロジーの進展や普及によって、どのように「新しい街・住まい」がつくられていくのかを取り上げる。都市や地域の機能やサービスを効率化・高度化させ、生活の利便性や快適性を向上させる、人びとが安全で安心して暮らせる「スマートシティ」の最新事例などを紹介する予定だ。

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