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野村不動産 「川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業」都市計画決定

2017.05.29 13:01

 野村不動産(東京都新宿区)は24日、清水建設(東京都中央区)とともに事業協力者として埼玉県川口市で計画推進中の「川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業」(川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発準備組合)について、今月1日に都市計画決定の告示が行われたと発表した。
 この事業は2013年6月に市街地再開発準備組合が設立され、同年8月に同社および清水建設が事業協力者となり再開発計画を進めてきた。同地区はJR「川口」駅東口から東へ約300mに位置した約1・1haの区域で川口市における歴史ある中心商店街の銀座通り商店街に面し、商業業務機能が集積している。一方で地区内には不整形な整地、低未利用な土地、老朽した建物も多く耐震安全性に課題がある建物の更新が必要とされてきた。
 今回の再開発事業を通して、川口の表玄関にふさわしい魅力ある商業業務機能の拡充、中心地区としてふさわしい土地の高度利用を目指し、商業業務施設、都市型住宅等の施設整備を図っていく。また建物の不燃・耐震化により防災性を向上させ、大規模災害時にも対応できる防災設備の設置、地域貢献施設等の整備、歩行者空間の充実等を予定。良好な中心市街地としての市街地環境の形成を図る。
 建物の用途は住宅、商業、業務施設を予定。来年本組合を設立し2020年に着工、2022年の工事完了を目指す。

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