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ミサワホーム 独自開発のルーバーを7月に発売

2017.05.22 17:13

電力を使わずに水を流し打ち水効果を発揮
 ミサワホーム(東京都新宿区)とミサワホーム総合研究所(東京都杉並区)はアルミ素材のルーバー表面に水を流し、蒸散冷却効果によってルーバーそのものの温度を下げることで風下側に涼風を生成するエクステリアアイテム「ドリップルーバー」を製品化し7月3日に全国で発売する。
 ミサワホームは伝統的な生活の知恵と現代の先進テクノロジーとを融合させ、夏も冬も快適に過ごせる住まいの設計手法「微気候デザイン」を住まいづくりに採用。その一環として親水性・吸水性塗膜によるルーバー全面に水を行き渡らせることで高い打ち水効果を発揮するエクステリアアイテム「クールルーバー」を独自開発した。
 今回発売する「ドリップルーバー」は「クールルーバー」と同程度の高い打ち水効果を維持しながらもルーバー形状の工夫し価格を抑えたエクステリアアイテム。ルーバー表面を水が滴り落ちる様子は視覚的にも涼やか。立体的なパンチング形状は風を和らげる効果のほか、目隠し効果もある。今後、住宅に限らず公共施設や商業施設、ホテル、飲食店などでの採用を見込んでいる。

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