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近鉄不動産/近鉄・都ホテルズ 博多都ホテル建て替え計画を発表

2017.04.24 16:08

 近鉄不動産(大阪市天王寺区)および近鉄・都ホテルズ(大阪市天王寺区)は19日、福岡市博多区において勧めている博多都ホテル建替えの計画概要について発表した。
 同計画では、福岡市の掲げる「アジアの交流拠点都市」形成に貢献すべく「博多」駅筑紫口駅前の新たなランドマークとなるビルを建設する。ビルの外観コンセプトは「緑と水と光のビル」とし、壁面や最上階に水が流れ落ちる滝や緑を設置して「見える滝」「見える緑」を演出。夜間も建物全体のライトアップを行いにぎわいを演出するなど、海外からも注目されるビルを目指す。
 ホテルは、客室数約200室、客室面積は30㎡超とし、最上階にはレストランや日帰り入浴も可能な温泉を利用した屋外温泉スパ・屋内浴場などを設け、上質でゆったりとくつろげる福岡のリーディングホテルを目指すとしている。低層階には都市型ホテルと調和する高級飲食店など商業施設を予定し、より多くに利用してもらえるよう計画している。
 また、地下階では地下鉄コンコースと接続し、立体的な歩行者ネットワークを形成するとともに、地下駐輪場を整備することで地域の利便性の向上を図る。加えて、優れた耐震性など、防災面にも配慮した計画となっている。
 同社は「2019年のラグビーワールドカップ開催前の開業を目指しており、国内外から博多を訪れる人はもちろん、地元の皆様など、多くの方にご愛顧いただきたい」としている。

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