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第一生命保険 ファンド通じ物流施設へ68億円投資

2017.02.13 13:47

 第一生命保険(東京都千代田区)は7日、オリックス不動産投資顧問(東京都港区)を運用会社とする不動産投資ファンドを通じて「市川塩浜ロジスティクスセンター」へ約68億円の投資を決定した。同社によると、不動産投資ファンドを通じた物流施設への投資は大手生保では初。 
 同社は、保有不動産ポートフォリオの中長期的な収益性・資産価値の向上、リスク抑制の視点からこれまで投資してきた大規模オフィスに加えて、リスク対比で安定収入が見込める都心の賃貸マンションや中規模オフィスへの分散投資を積極的に行うなど、投資対象の多様化を進めている。今回の物流施設への投資は分散投資を推進する一環で取り組むもの。物流施設の開発・運用についてオリックス(東京都港区)は約2000億円の開発実績、オリックス不動産投資顧問は約500億円の運用実績を有する。同社はオリックスグループの知見を生かし競争力が高い物流施設への選別投資を進めることで安定的な収益を獲得できる判断した。

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