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JLL オフィス賃料動向(プロパティクロック)2016年第4四半期

2017.02.06 17:02

東京「賃料上昇の減速フェーズ維持」 ロンドン「賃料は下落率のピークに」
 総合不動産サービス大手のJLL(米国シカゴ)は先月31日、世界主要都市のオフィス賃料の動向を示す独自の分析ツール「プロパティクロック(不動産時計)2016年第4四半期」を発表した。東京のAグレードオフィス賃料は2016年第1四半期から3四半期連続で「賃料上昇の減速」フェーズを維持。引き続き賃料は緩やかに上昇していく見通しだ。またEU離脱を正式発表したロンドンは2016年第3四半期に賃料下落フェーズに入って以降も賃料下落のペースは加速。今期は賃料下落のピークである3時の位置となった。
 東京Aグレードの定義は都心5区、延床面積3万㎡以上、基準階面積1000㎡以上、20階以上、1990年以降に竣工した新耐震ビル。

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