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三井物産リアルティ・マネジメント オフィスビルを対象とした私募ファンド組成

2016.12.26 11:08

 三井物産リアルティ・マネジメント(東京都千代田区)は16日付でオフィスビルを対象とした不動産私募ファンドを組成し、信託受益権を取得したと発表した。
 取得したのは名古屋市伏見エリアに位置する「名古屋伏見ビル」。地上12階地下1階、延床面積1万4481・95㎡。「伏見」駅より徒歩約3分、「丸の内」駅より徒歩5分に位置し、2駅3路線が利用可能。「名古屋」駅からも電車で1駅の距離にある。
 伏見エリアには延床面積1万㎡以下の中小オフィスビルが多いが、同ビルは比較的大型のオフィスビルであり、また、基準階面積約1000㎡、整形無柱の執務スペースのため、オフィスレイアウトの自由度に優れている。また、エントランスホール・共用廊下・トイレ・空調機器等のリニューアルも完了しているため、安定的なテナント需要が期待できる。同社は「従前より物流施設や物流開発用地及びオフィスビルの取得を中心にファンド組成を行って参りました。今後は、既存アセットタイプに加え、ホテルや商業施設の取得も積極的に検討することにより、総合型アセットとしての取組みを通じて、投資家様とのリレーションを拡大して参ります」としている。

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