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三菱地所投資顧問 国内私募リート初運用資産規模3000億円到達

2016.12.26 11:19

 三菱地所投資顧問(東京都千代田区)が運用するオープンエンド型非上場私募リート「日本オープンエンド不動産投資法人(JOE)」は、今般新たな物件取得の決定により、来年3月31日までに運用資産規模が3000億円を超える見通しとなったという。11月末現在、国内私募リートの銘柄数が20銘柄へと拡大し裾野が拡がる中、国内私募リートの中で運用資産規模が3000億円を超えるのは初めてとなる。
 JOEは年金基金・金融機関を中心とした長期安定運用を求める機関投資家向けに国内優良不動産への投資機会を提供。大型オフィスビルを中心としつつ、賃貸住宅や商業施設へ分散投資された安定的なポートフォリオ、目標水準を超える安定したパフォーマンス、物件拠出から管理・運営に至る三菱地所グループの充実したサポート体制といった点が投資家より高く評価され、国内最大の私募リートに成長したという。 
 また、私募リートの認知度の急速な高まりを受けて、JOEの投資主数は120社を超え、投資家層も確実に拡大している。特に安定運用を求める年金基金からの投資比率は4割を超える。今後も運用資産規模を長期的に5000億円まで拡大させていくことを目指すという。

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