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清和綜合建物 「日比谷ビルディング」満室稼働で竣工

2016.12.12 17:23

 清和綜合建物(東京都港区)が建築を進めていた「日比谷ビルディング」が先月30日に竣工した。 日比谷通り沿い、JR「新橋」駅から徒歩6分、都営三田線「内幸町」駅徒歩1分で、丸の内や霞が関に近接する極めて優れた立地が魅力だ。
 建物規模は地上10階地下1階塔屋2階、延床面積9459・41㎡。建物構造に「中間層免震構造」を採用した他、非常時の予備電源を確保する2回線受電方式、72時間電力供給が可能な非常用発電機、防災用備蓄倉庫などBCP対応に優れている。また、建物外観には深い大庇と縦ルーバーを設け、Low―EペアガラスやLED照明を採用。遮熱性・断熱性を高めることで東京都の省エネルギー性能評価AAAランクを実現するなど、優れた環境性能と快適性を両立している。
 同社によると「このような立地や機能性が高く評価をいただき、9フロアあるオフィスはすでにご入居されるお客様が決定、竣工時点で満室稼働となっています」とのこと。外部機関からも評価され「アジアヘッドクォーター特区」の対象事業に認定され「DBJ Green Building」の4つ星(プラン)認証を取得している。

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