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森トラスト 飛騨高山で用地取得 温泉付きラグジュアリーホテルを目指す

2016.12.05 14:11

 森トラスト(東京都港区)は先月22日に岐阜県高山市の開発用地および同市内の土地の温泉権を取得したと発表した。
 飛騨高山は江戸時代の城下町の趣を伝える「古い町並み」や山河に囲まれた豊かな自然、四季折々の食材、銘酒、温泉、伝統工芸など魅力的な観光資源が豊富な日本有数の観光地。国認定の広域観光周遊ルートの一つである「昇龍道」のなかで中部地方を縦断するルートの中央に位置し、白川郷・五箇山の合掌造り集落(世界遺産)や上高地、下呂温泉などを巡る拠点としても優れている。
 また京都の祇園際と並ぶ日本三大美祭の一つと称される「高山祭の屋台行事」はユネスコ無形文化遺産への登録が有力視されており、世界的な観光地として今後さらなる発展が見込まれている。
 同物件はJR「高山」駅に近接した、飛騨高山の中心エリアに位置する約4700㎡のホテル開発用地であり、併せて取得した温泉権を活用し、エリア初の外資系ラグジュアリーホテルの開業を目指す。

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