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住友商事 不動産事業「第4の柱」物流施設 習志野・港北・相模原で展開

2016.11.28 12:19

 住友商事(東京都中央区)が初の単独開発案件として着手した、千葉県習志野市の物流施設「SOSⅰLA習志野茜浜3.」が今年9月末に竣工。全国配送対応する通信販売向けの流通加工業務を行う住商グローバル・ロジスティクス(東京都中央区)及びスタートトゥディ(千葉市美浜区)と賃貸借契約を締結し、国内物流の戦略的拠点として満床で稼働を開始した。
 「SOSⅰLA習志野茜浜3.」では、通販・アパレル等の流通加工業務向けにLED照明を採用し、床面平均照度300ルクスを確保したほか、両面開口型の荷物用エレベーター・垂直搬送機を実装し、1階から全ての倉庫区画に直接荷物を搬出入することが可能である。加えて、BCP対策として停電時72時間対応の非常用発電機を実装し、断水時に備えたマンホールトイレを完備した点も入居企業から高い評価を受けている。
 住友商事では物流不動産をオフィスビル、商業施設、分譲マンションに次ぐ不動産事業の「第4の柱」と位置付けており、今後の多様なニーズに対応可能な最新鋭の物流施設を開発するとしている。既に横浜市港北区での新築工事の着手、相模原市中央区での物流施設開発に向けた土地の取得によって、同社が投資する物流施設の資産規模が総計1000億円を超え、当初の目標資産規模を達成した。

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