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JLL 10月時点の東京Aグレードオフィス市況を発表 賃料水準・空室率共に改善

2016.11.14 16:18

 総合不動産サービス大手のJLL(東京都千代田区)は8日、今年10月末時点の東京Aグレードオフィスの賃料及び空室率を発表した。
 賃料は月額坪3万5981円(共益費込)、 前月比0・4%上昇、前年比2・9%の上昇となった。一方、空室率は1・3%、前月比0・1ポイント低下、前年比1・6ポイントの低下となった。1・5%を下回る水準は2カ月連続となり、堅調な需要と限定的な新規供給を背景に需給の逼迫が進んだとみられる。
 なお「東京Aグレードオフィス」に該当するのは千代田区・中央区・港区・新宿区・渋谷区といった東京中心業務地区に位置し、延床面積3万㎡以上、基準階面積1000㎡以上階数は20階以上、1990年以降に竣工した新耐震基準適合ビルとなる。

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