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森ビル/J.フロント リテイリング/住友商事/L Real Estate 銀座六丁目プロジェクト「GINZA SIX」誕生 

2016.11.07 11:59

 先月26日、平成29年1月末竣工を目指し現在開発が進められている「銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業(以下、銀座六丁目プロジェクト)」の施設名称が「GINZA SIX(ギンザ シックス)」に決定し、商業施設の開業日を平成29年4月20日と発表された。
 「銀座六丁目プロジェクト」は「松坂屋銀座店」跡地を含む街区と隣接する街区の2街区を一体的に整備する大規模な再開発プロジェクト。再開発には森ビル(東京都港区)と大丸と松坂屋ホールディングスの共同持ち株会社であるJ.フロント リテイリング(東京都中央区)、さらには住友商事(東京都中央区)そしてグローバルな不動産投資・開発会社として知られるL Real Estateが携わっている。
 同施設は延床面積約14万8700㎡、地上13階地下6階建て。地下2階から地上6階と13階(一部)は商業施設、7階から12階と13階(一部)はオフィスとなる予定。1階には銀座の街の観光案内拠が設けられ、地下3階に配置される「観世能楽堂」は能楽の最大流派「観世流」の拠点や各種イベント・災害時の帰宅困難者の一時滞在スペースなどとして活用される。上層階に備えられる7層にわたるオフィスフロアは床面積約3万8000㎡、1フロア貸室面積(基準階)は都内最大級の約6100㎡を誇る。
 先月26日に行われた同プロジェクト記者会見には森ビル代表取締役社長・慎吾氏、L Real Estateマネージングパートナー・マシュー・ルボゼック氏、住友商事代表取締役社長・中村邦晴氏、J.フロント リテイリング代表取締役社長・山本良一氏の4名が登壇。森ビルの社長は「デベロッパーにとってこの銀座のど真ん中で、かつてない規模のプロジェクトを託されたことはこの上ない光栄」とコメント。またJ.フロント リテイリングの山本社長は「旗艦店の集積、まったく新しいフロアの構成、新業態への取り組み、ユニークな大型店舗・環境など、我々が考える新しい商業施設が実現できると考えています。銀座とともに成長するという覚悟を新たにお客様・地域の皆様との長期的な関係を築いていきたい」と語った。

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