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三井不動産 日本橋で森開き 新たな憩いの場「福徳の森」誕生

2016.10.03 11:27

 三井不動産(東京都中央区)は先月28日、「(仮称)日本橋本町二丁目特定街区開発計画」地において開発を進めてきた「福徳の森」の森開きを行い、開設セレモニー及び竣工式を執行した。
 現在日本橋では「残しながら、蘇らせながら、創っていく」をテーマに、官民地域が一体となって「日本橋再生計画」を推進されている。三井不動産もその推進メンバーの一員として様々な取り組みを行っており、日本橋固有の歴史や文化・水辺空間・コミュニティなどのアイデンティティをベースとして、働く・住まう・遊ぶ・憩うなどの様々な機能を複合した街づくりを目指し、ハードを創るだけでなくソフトの付加価値創出事業を展開している。
 今回セレモニーが行われた「福徳の森」もその計画の一環で、人々の生活に潤いと街に賑わいをもたらす広場空間として誕生した。
 「福徳の森」は、「福徳神社」や「コレド室町」などに隣接する1000㎡超の広場空間。四季を感じる植栽演出を施した人々の憩いの場となる。さらに、人々が集い、交流し、地域コミュニティを新たに創出していく拠点となることを目指し、地元の住民の方々や団体・企業などにひらかれたイベントスペースとして運営していくとされている。
 また、敷地内には日本橋に古くからある「薬祖神社」を移転するなど、地域の歴史と伝統を再現する場となる。
 開設セレモニーには三井不動産の菰田正信氏社長や同社のイメージキャラクターを務める女優の蒼井優さん、中央区の矢田美英区長が登壇。
 菰田社長は主催者挨拶において、「福徳の森は日本橋の持つ固有の歴史・特長を生かし、1000年の歴史を持つ福徳神社に隣接した未来に向けての新しい憩いの場としての広場空間となります。私どもの目指すまちづくりとは、その地に昔からある良質な風土、アイデンティティに年を経るごとに魅力を加え続けていくことです。1000年以上の歴史がある神社に隣接した福徳の森はまさに私どものまちづくりの考え方を具現化したものであり、改めて本日、日本橋再生計画の大きな節目を迎えられたものと考えています」とコメントした。また、200年以上前に制作された江戸時代の日本橋のにぎわいを描いた絵巻物である「熈代勝覧」を音と映像のデジタル技術により現代風にアレンジした「当代 熈代勝覧」と、地域の小学生が「未来の日本橋にあったらよいもの」をテーマに描いたデジタルコンテンツ「未来 熈代照覧」のお披露目も行われた。


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