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ラ・アトレ 観光都市・京都で宿泊施設事業に参入

2016.08.22 16:47

 新築不動産販売から不動産管理まで、多様な不動産事業を展開するラ・アトレ(東京都港区)は、ゲストハウスイン(京都市下京区)と協業し、宿泊施設事業に参入する。本事業の第一弾となる「LAホテル京都」は、近年増加する訪日外国人ゲストや国内観光客の長期滞在利用を想定した宿泊施設で、平成29年2月に「京都」駅から徒歩圏内の京都市南区にオープンする。
 同物件は狭小な土地の「再生」をテーマに、京都の街のイメージを損なうことなく、時代のニーズに寄り添い活性化させていくことを目指した取り組み。ラ・アトレがこれまで不動産再生事業を通じて、様々なストックの再生事業を手掛けたノウハウを生かし、訪日外国人や国内観光客の長期滞在に対応できる宿泊施設としてスタートする。客室の広さは22~41㎡で、一般的な宿泊特化型ホテルの客室空間の約2倍の広さを有し、ビジネスでの利用はもちろん家族連れの観光客にも対応できるよう、ファミリータイプの部屋を確保している。客室ごとに、キッチンやランドリー、浴室さらにはバルコニーまで、充実した付帯設備を配し、観光や仕事の拠点となる「京都」駅から徒歩10分以内という利便性を生かし長期滞在のニーズに対応する。なお、宿泊施設の運営は、京都市内で11件のホテル運営実績のあるゲストハウスインに委託する。
 ラ・アトレでは同物件を皮切りに、東京・浅草や福岡など、訪日外国人が多く訪れる街を対象に、街の再生に寄与する小規模ながら利便性の高い宿泊施設事業を展開する予定だ。

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