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住友不動産 「住友不動産新橋ビル」竣工

2016.08.22 17:03

特定緊急輸送道路の沿道耐震化に貢献
 住友不動産(東京都新宿区)は17日、「新橋」駅、「大門」駅から徒歩6分、「御成門」駅徒歩5分、「浜松町」駅からも徒歩10分と4駅7路線ができる好立地に「住友不動産新橋ビル」が竣工したことを発表した。
 建物規模は地上10階、延床面積約8400㎡、建物構造に免震構造を採用した他、万が一の事故・災害に備えて72時間電力供給が可能な非常用発電機を実装したBCP(事業継続計画)対応に優れたオフィスビルとして、竣工時より満室での稼働となった。
 東京都が沿道建築物の耐震化促進を図っている特定緊急輸送道路に指定された第一京浜(国道15号線)沿いに位置しており、従前に存在していた「住友東新橋ビル4号館」と、隣接する旧耐震基準のビルを含めた複数ビルによる建て替えを行い、新耐震基準を備えた新たなビルに再生。同社によると「これまでも街づくりを担う民間デベロッパーとして、東京都心部を中心に今回同様の単独では耐震化を実施しがたい中小ビルと複数建築物による開発を行ってきました。今後も土地の高度利用化を図ると共に、東京都の課題とする『建築物の耐震化』といった防災性向上にも貢献する開発を行ってまいります」としている。

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