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東京急行電鉄 資産活用コンサルティングを開始

2016.08.08 13:36

下丸子に複合商業施設「下丸子マルシェ」開業
 東京急行電鉄(東京都渋谷区)は1日、街づくりのノウハウや東急グループのネットワークを生かし、資産価値向上・課題解決に向けたさまざまな施策をワンストップで提案する資産活用コンサルティングを開始。地元地権者からの「買い物ができる施設をつくり、もっと街を便利にしたい」という要望に基づき、同社がコンサルティングを行った「下丸子マルシェ」が2日に開業した。東急多摩川線「下丸子」徒歩1分に立地し、従前は駐車場だった土地を同社が一括で賃借するとともに建物を新設。テナント誘致を行うことで街の生活利便性向上を目指した。
 新たに建設した建物は地上2階、延床面積515・95㎡。最も美味しい状態の牛肉をリーズナブルな価格で提供する精肉店「横浜野本」や地元大田市場で仕入れた新鮮な野菜・果物をお買い得価格で提供する青果店「澤光青果」など、4店舗が入居。住宅が多く、商店が少ないという地域性を考慮し、沿線居住者の利便性を高めるテナントを誘致した。
 東急電鉄によると「中期3カ年経営計画の重点施策に掲げる『沿線開発と不動産事業の更なる推進』実現に向け、今後もこれまで培ったノウハウを生かして沿線地権者の資産価値向上のお手伝いを行うなど、沿線価値向上に取り組んでいきます」としている。

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